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コラム【美脚による健康】 第2回 歩き方について

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30Nov

◆背骨の衝撃吸収
IMG_0166人間は二足歩行になるためにいろいろと自らを変えていきました。
一番大事なパーツといえば脳ですが、頭蓋骨に守られてはいても、
水に浮かんでいるようなものなので、衝撃にはとても弱く、
これを減らす工夫がされています。
まず、背骨の首、胸、腰各部分にそれぞれ緩やかなカーブを加えることで
衝撃を吸収しています。この3か所のカーブにより、力学的に真っすぐな状態の
10倍の抵抗力を作り出しています。このカーブがなくなったり、
大きくなったりすると、骨盤や脚に掛かる身体の重さの負荷が大きくなることで
下肢バランスの崩れを起こすこともあり、逆に歩行時の衝撃が直接脳へ伝わることにもなります。
左右への歪みを気にされる方が多いですが、前後の歪みはもっと大事です。

●アゴを引く・・・首のカーブ
●胸を張る・・・胸のカーブ
●腹に若干力を入れる(引っ込める)・・・腰のカーブ

一度に全部気にして歩くのは大変ですが、どれかひとつ行うだけでも
効果があるでしょう。また、これらができない方、行うのにストレスを感じる方は
背骨のカーブが極端に良くないかもしれません。

◆体重移動と足の形ノーマル
 カカトから地面に着いて、つま先で蹴り出すという一般的な歩き方ですと、
足の裏にかかる体重は絵のような軌道になります。
カカトのやや外側から入って、真ん中辺りを通って、親指から抜けていく。
という「S字」のラインになりますが

これには足の向きが関係していて・・・
カカトを着く時は足の裏が内側を向いている為、外側から。
地面に足をつけるときに、足の裏は段々と外側を向いていくので真ん中あたりへ
そして蹴り出す時にまた足の裏は段々と内側を向くようになるので
S字のラインで体重が掛かっているようになります。

ところが、足のカタチがおかしく、もともと足の裏が内側を向いていたり、
外側を向いていたりすると
・回内足回内
足裏(カカト)が外を向いている
カカトの内側から入って・・・
親指の内側から抜けていく。

・回外足回外
足裏(カカト)が内を向いている。
カカト外側から入って・・・
そのまま外側を通って、
親指の内側から抜けていく。

体重の掛かり方が変わると、まず足に余計な負荷が掛かり足裏のアーチ
が変化したり、部分的に皮膚が硬くなったり疲れやすくなったりすること
もあります。また、膝から上のバランスの取り方も変わってくるため、
筋肉の使い方が変わり、脚のラインが変化したり腰痛や肩こりにも
繋がっていきます。まずどちらのカタチにも共通して言えるのは
ちゃんと親指で蹴り出せていないことです。

●親指の腹で、地面をつかむようにではなく。親指を反らせて蹴り出す。

これを意識するだけでも、アーチや下腿の筋肉(すねやふくらはぎ)
とも密な繋がりがある為、歩くだけで効果的なエクササイズとなります。
ただ、先の尖ったヒールを履くときや靭帯や骨の変形・損傷がある方で
痛みのでる方は控えた方がいいかもしれません。
また、回内・回外が強い方はテーピングや関節の調整、足底板
(インソール・インナーソール)の使用なども併せて行ったほうがいいでしょう。

◆上体と骨盤
骨盤は歩行に伴って上体、下肢と連動して上下・前後・左右に動いています。
荷物を持つことやポケットに手を入れて腕を振れないまま歩くと
上体の動きに動きに片寄りや制限が生まれ、骨盤の動きにも変化をもたらします。
これを続けることで、骨盤周りの筋肉のバランスを崩すことになってしまいます。

女性がバッグを持たずに外出するのは難しいので、極力持ち手を替えることや
肩回りの動きに制限を掛けないようなものをチョイスするべきでしょう。
また、手を振って歩くことは肩回りや背中の筋肉を動かすことになり
猫背の解消やバストアップにも繋がります。

da-dax0109そして真っすぐ歩くことも重要です。
一本の線の上を歩く感じで意識して脚を出しましょう。
脚をまっすぐ出すというより進行方向をまっすぐにと意識した方がいいでしょう。
ここまで挙げたことは本来、人間が自然に行っているべきことです。
背骨や骨盤、下肢のバランスが整っていれば
無意識でも行えるようになっていくでしょう。

2009/11/30
コラム
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